世界一の美しい景色を

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いつも通る、田端駅前の歩道橋。
どちらかと言うと小汚いその歩道が、美しい景色に一変した。
雪がみぞれに変わった、昨日の夕方のひと時のこと。

あんまり綺麗で、つい立ち止まって、
通行人の邪魔になって、
慌てて端に寄って、電話しているフリをした。

 

空の蒼、外灯の橙、
降り注ぐみぞれがキラキラと見事だった。
黄金色に滲む水たまりをまとうアスファルト。
人が歩くたび、光る水の玉たちが軽快に跳ねた。

わたしはあの時間、
間違いなく世界で一番の、美しい景色を眺めていた。

 

道行く人たちの世界には今、なにが映っているのだろう。
みんなの世界もそれぞれに、素敵に映っていたらいいな。

そう思って、だけれど、

やっぱりこの世界一の景色を、今、誰かと一緒に見ていたいと思ったんだよ。

それでやっぱり、そんなこと思う時間がね、
すごく、すごく好きだなぁと思ったんだよ。

2017-02-11 | Posted in ブログ, 日毎フォトNo Comments » 

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